コラム
鍼って痛くないの?
鍼灸・施術
「鍼って痛そう」「鍼はなんか怖い」などのご意見を頂くことがあります。日本で鍼灸を受けたことのある人は5%程度と言われています。
それは上記にように「鍼は痛そう」「鍼は怖い」といった理由があります。
結論から言いますと、鍼は痛くありません。怖くもありません。
なぜなら、鍼というと「注射の針」を思い浮かべる方が多いかと思いますが、鍼灸で使われる鍼は、0.1mm~0.2mmの髪の毛ぐらいの細さの鍼を使用しています。注射の針と比べると3分の1以下の細さです。
さらに、日本式の鍼はその細い鍼を痛みを感じないように考案された、鍼管(しんかん)というものを使用して鍼をします。
痛みに対する感じ方は個人差がありますが、例えば指先などの末端部分では打ち方により痛みを感じる場合もあります。
それは、ごくわずかに「チク」とする程度で蚊にさされる程度の感覚です。
また、場所や深さによっては「チク」ではなく「ズーン」とした感覚になることもあります。これは鍼特有の「響き」というもので、凝り固まっている場所や悪いところに鍼をすると感じます。
鍼をする場所や症状によって、使う鍼を考えています。ですから、鍼は痛くないし、怖くもありません。それ以上の効果が期待できます。ぜひ、鍼治療でいつまでも元気に美しく生きていきましょう。悩みから解放されると人生変わりますね。