症例報告
腰椎椎間板ヘルニア 50代 男性
2017.08.14
50代 男性 平塚市在住
1月の間に3回ほど坐骨神経にそっての痛みはでる。病院でMRI検査をうけたところ「腰椎椎間板ヘルニア」と診断される。手術の適応ではないといわれたが、
・右腰部 右臀部 右大腿後部 右下腿部 に痛みとしびれ
・特に夜に痛みがある。
・右母指の筋力低下
・SLR左60°右側への痛みなし 右30°pain
・既往歴 3年前に 大腸癌 半年に1回経過観察
・同じ病院での診察で、今回の痛みはヘルニアからと診断される。
以上のことから、悪性腫瘍は考えにくく広義の坐骨神経痛かと思われる。夜間痛がひどいのでかなり炎症もあるかともかんがえれる。
処置
①東洋医学的視点で施術
奇経で督脈 陽蹻脈 の施術をしたあと 腎虚の治療
②YNSA で診断治療 脳幹 H点 I点
③椎間関節鍼 陽陵泉 と下腿部にパルス
④奇経部位には、円皮鍼を施して治療終了。
翌日の朝に連絡してみると、「昨晩はとてもよくねむれた!」「こんなにすぐに効くのか!!」と驚いていたようす。YNSA 奇経療法は即効性はあるが、持続性がないといわれているので、このまま痛みがなくなってもらえれれいいと思う。