病院で異常なし。でもめまい・息苦しさが続く方へ|大磯の経絡治療とYNSA頭皮はり|大磯・平塚で鍼灸・YNSA・マッサージをお探しの方へ

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コラム

めまい・息苦しさと自律神経は関係する?原因・受診の目安と鍼灸|大磯・平塚・小田原

「ふわふわするようなめまいが続いている」
「息が十分に吸えないような感じがする」
「胸が苦しい感じがあるのに、病院では大きな異常はないと言われた」
「疲れたり緊張したりすると、めまいや息苦しさが強くなる」

このような症状が続くと、
「何か重大な病気が隠れているのではないか」
と不安になるのも無理はありません。

めまいや息苦しさについて調べると、
「自律神経の乱れが原因」
という説明を目にすることがあります。

確かに、
ストレスや不安、
睡眠不足などと症状の感じ方が関係する場合はあります。

しかし、
めまいや息苦しさには耳・脳・心臓・肺・貧血・薬など、
さまざまな原因が考えられるため、
最初から自律神経だけの問題と決めることはできません。

この記事では、
めまい・息苦しさで考えられる主な原因、
「病院で異常なし」と言われた時の考え方、
自律神経との関係、
受診を急いだ方がよい症状、
そして鍼灸を利用する場合の考え方について
分かりやすく解説します。

この記事で分かること

1.「めまい」といっても感じ方はさまざま

ひとことで「めまい」と言っても、
患者さんが感じている症状は同じではありません。

めまいの感じ方の一例
  • 自分や周囲がぐるぐる回る
  • 身体がふわふわする
  • まっすぐ歩きにくい
  • 立ち上がるとクラッとする
  • 頭がぼんやりする
  • 身体が浮いているように感じる

原因も一つではありません。

耳の病気、
血圧の変化、
貧血、
薬の影響、
神経系の病気など、
さまざまな背景が考えられます。

めまい・息苦しさでは、症状が起こる状況や他に伴う症状も確認することが大切です(イメージ)

耳に関係するめまい

めまいでは、
内耳など耳に関係する病気が原因になることがあります。

耳鳴り、
耳の詰まり感、
聞こえにくさなどを一緒に感じる場合もあります。

特に、
突然聞こえにくくなった場合には、
早めに耳鼻咽喉科で確認することが大切です。

立ち上がった時に起こるめまい

座った状態や寝た状態から立ち上がった時に
クラッとする場合には、
血圧の変化などが関係していることがあります。

頻繁に起こる場合や失神を伴う場合には、
自己判断せず医療機関へ相談してください。

2.息苦しさにもさまざまな原因があります

「息苦しい」
「息が十分に吸えない」
「胸が締め付けられる」
といった感覚にも、
さまざまな原因があります。

息苦しさで考えられる背景の一例
  • 呼吸器の病気
  • 心臓・循環器の病気
  • 貧血
  • 感染症
  • 薬の影響
  • 精神的な緊張や不安
  • 過換気など呼吸パターンの変化

したがって、
息苦しさがあるから自律神経の問題だろうと
最初から判断することはできません。

3.めまい・息苦しさと自律神経は関係する?

自律神経は、
心拍、
血圧、
発汗、
消化など、
私たちが意識しなくても行われている
身体のさまざまな調節に関係しています。

主に
交感神経と副交感神経
があります。

どちらか一方が良く、
どちらか一方が悪いわけではなく、
活動や環境に応じて変化しています。

ストレスや不安が強い時に症状を感じる方もいます

仕事や人間関係などで緊張が続いている時に、
動悸、
息苦しさ、
ふらつきなどを感じる方はいます。

また、
不安が強くなると呼吸が速くなり、
さらに息苦しさやふらつきを感じることもあります。

しかし、
このような症状があるだけで
「自律神経が乱れている」と診断することはできません。

「敏感な人ほど自律神経が乱れやすい」とは限りません

元の記事では、
「敏感な人は些細なストレスでも自律神経が乱れやすい」
と説明していました。

しかし、
性格だけで自律神経や症状の原因を判断することはできません。
睡眠、体調、病気、服薬、生活状況など
複数の要素を確認することが大切です。

4.病院で「異常なし」と言われたのに症状が続くのはなぜ?

検査を受けても
症状の原因を一つに特定できないことはあります。

その場合、
患者さん自身が感じている
めまいや息苦しさが
「気のせい」ということではありません。

一方で、
「検査で大きな異常なし=自律神経の乱れ」
という意味でもありません。

症状の経過をみながら、
必要に応じて再診したり、
耳鼻咽喉科・循環器内科・呼吸器内科・神経内科など
別の診療科で評価を受けたりすることがあります。

「異常なし」と言われても、症状がつらい方へ

自律神経・不眠・めまいなどのお悩みに対する
当院の考え方については、
専門ページでも詳しくご紹介しています。


自律神経・不眠・めまい専門ページを見る →

5.めまい・息苦しさで特に注意したい症状

めまいや息苦しさの中には、
鍼灸より先に医療機関での確認を優先した方がよい症状があります。

早急な医療評価を考えたい症状
  • 突然起こった強い息苦しさ
  • 胸の痛み・圧迫感を伴う
  • 失神した、または意識が遠のく
  • 唇の色が明らかに悪いなど呼吸状態がおかしい
  • 突然これまでにない激しい頭痛が起きた
  • 顔や手足のしびれ・麻痺が急に起きた
  • ろれつが回らない
  • 物が二重に見えるなど新しい神経症状がある
  • 強いめまいで立ったり歩いたりできない
  • 突然聞こえにくくなった

こうした症状がある場合には、
「自律神経かもしれない」と様子をみず、
医療機関での評価を優先してください。

6.めまい・息苦しさに鍼灸は役立つ?

医療機関で必要な検査を受けた後も症状が続き、
鍼灸を希望して来院される方もいます。

鍼刺激と自律神経系、
痛み、
ストレス反応などについては
基礎研究や臨床研究が行われています。

しかし、
鍼によって交感神経と副交感神経のバランスを正常化し、
めまいや息苦しさを治すと一律に説明することはできません。

鍼灸を利用する場合には、
現在の診断や症状を確認したうえで、
補助的なケアの一つ
として考えることが大切です。

めまいなどのお悩みでは、症状だけでなく全身の状態を確認しながら施術を考えます(施術イメージ)

鍼で血流を良くすれば、めまいが治る?

元の記事では、
鍼によって全身の血流が良くなり、
酸素や栄養が届くことで症状が改善すると説明していました。

しかし、
めまいを単純な「血流不足」として説明することはできません。
原因によって必要な対応は異なります。

鍼でホルモンバランスを整える?

鍼刺激とさまざまな生体反応について研究されていますが、
鍼によってホルモンバランスを正常に整え、
不安やストレスを治療できると断定することはできません。

施術後にリラックスした感覚を持つ方もいますが、
感じ方には個人差があります。

7.たかはし治療院では何を確認する?

当院では、
「めまい・息苦しさ=自律神経」
と最初から決めて施術することはありません。

まず、
現在の症状や医療機関での診断内容を確認します。

主に確認する内容
  • 症状が始まった時期
  • めまいは回転感・ふらつき・立ちくらみのどれに近いか
  • 症状が出る姿勢や状況
  • 耳鳴り・聞こえにくさ・耳の詰まり感の有無
  • 頭痛を伴うか
  • 息苦しさが安静時か運動時か
  • 胸痛・動悸があるか
  • 失神や意識が遠のいたことがないか
  • 医療機関でどのような検査を受けたか
  • 現在服用している薬
  • 首肩こりの有無
  • 睡眠・疲労・生活状況

必要な医療評価が済んでいることを確認しながら、
状態に応じて施術を考えます。

症状の経過や身体の状態を確認し、その日の状態に応じて施術を行います(施術イメージ)

経絡治療

当院では、
脈や腹部なども確認しながら
東洋医学的な考え方で施術点を選ぶ
経絡治療を行う場合があります。

東洋医学でいう
経絡・気血・臓腑などは、
現代医学の神経・血管・内臓そのものではなく、
東洋医学の体系で身体を捉えるための概念

として使用します。

YNSA(山元式新頭鍼療法)

身体の状態によっては、
YNSAを使用する場合があります。

YNSAは、
山元敏勝医師によって考案された
頭皮への鍼療法です。

頭部へ鍼をすることで脳や自律神経を正常化し、
めまいや息苦しさを治すという意味ではありません。

身体に現れている反応などを確認しながら
施術方法の一つとして使用します。

YNSAについて詳しく知りたい方へ

たかはし治療院で行っているYNSAの考え方についてはこちらをご覧ください。


YNSAについて詳しく見る →

鍼灸・経絡治療について

当院の鍼灸・経絡治療についてはこちらで詳しくご紹介しています。


鍼灸・経絡治療について詳しく見る →

8.施術後は「その場の変化」だけで判断しない

施術後に
「少し身体が軽く感じる」
「ふらつきが気になりにくい」
と感じる方もいます。

一方、
めまいなどは一日の中でも変動することがあります。

そのため、
一度の施術直後の変化だけで
病気が改善したと判断せず、
その後の日常生活での状態も確認します。

鍼灸の回数は一律ではありません

「週1回受ければよい」
「何回受ければ治る」
という決まった回数はありません。

症状の経過や生活への影響、
施術後の状態などを確認し、
一定期間ごとに継続する意味があるかを見直すこと
が大切です。

9.鍼を受ける前に知っておきたいこと

鍼は細いものを使用しますが、
刺激やリスクがまったくないわけではありません。

  • 刺した時のチクッとした感覚
  • 重い・響くような感覚
  • 少量の出血
  • 皮下出血・青あざ
  • 施術後の一時的な疲労感・だるさ

特に、
施術後に息苦しさやめまいが急激に悪化した場合を
「好転反応」と考えて様子をみないこと

が重要です。

10.めまい・息苦しさがある時の日常生活の工夫

セルフケアで病気を治すことはできませんが、
体調管理としてできることはあります。

① 睡眠・生活リズムを確認する

睡眠不足や疲労が強い時に
ふらつきなどを感じやすい方もいます。
できる範囲で睡眠と休息を確保しましょう。

② 水分不足に注意する

脱水によって体調を崩したり、
立ちくらみを感じたりすることがあります。
医師から水分制限を受けていない場合には、
日常的な水分補給も意識しましょう。

③ 急に立ち上がらない

立ち上がった時にクラッとしやすい方は、
座った状態からいきなり立たず、
ゆっくり姿勢を変えるようにしてみてください。

④ めまいがある時に無理な運動をしない

ふらつきが強い状態で無理に運動すると、
転倒する危険があります。
体調に合わせて活動量を調整してください。

⑤ 呼吸法は「無理に深く吸う」のではなく、楽に行う

緊張した時に息苦しくなる方は、
楽な姿勢でゆっくり呼吸することが
リラックス方法の一つになる場合があります。

ただし、
大きく息を吸うことを繰り返しすぎると、
かえってふらつきや息苦しさを感じる場合があります。

無理に深呼吸するのではなく、
苦しくない範囲でゆっくり呼吸してください。

⑥ ストレスを「なくそう」としすぎない

ストレスを完全になくすことは難しいものです。

趣味、
散歩、
休息、
家族や友人との会話など、
自分が少し楽に過ごせる時間を作る
ことを意識してみましょう。

めまい・息苦しさ・自律神経についてよくあるご質問

Q. 病院で異常なしなら、自律神経が原因ですか?

いいえ。
検査で大きな異常が見つからなかったことと、
自律神経が原因であることは同じではありません。
症状が続く場合には経過をみながら、
必要に応じて再評価を受けることも大切です。

Q. めまいは自律神経を整えれば治りますか?

めまいには耳や血圧、神経系などさまざまな原因があります。
「自律神経を整えれば治る」と一律には言えません。

Q. 息苦しさがストレスから起こることはありますか?

不安や緊張と呼吸の変化が関係することはあります。
しかし、心臓や肺などの病気でも息苦しさは起こるため、
特に新しく出た症状や強い症状は医療機関で確認することが重要です。

Q. 鍼で自律神経は整いますか?

鍼刺激と自律神経系の反応について研究はありますが、
鍼によって自律神経を正常な状態へ戻せると
保証することはできません。

Q. 鍼を受ければ、めまいや息苦しさは治りますか?

すべての方で症状がなくなるわけではありません。
必要な医療評価を受けたうえで、
補助的なケアとして利用する方法の一つです。

Q. 首肩こりがめまいの原因ですか?

首肩こりとめまいを一緒に感じる方はいますが、
首肩こりがあるからめまいが起きていると
そのまま判断することはできません。

まずめまいの原因について必要な確認を行うことが大切です。

Q. 薬を飲みながら鍼灸を受けても大丈夫ですか?

状態に応じて併用する場合があります。
現在服用している薬は来院時にお知らせください。
鍼灸を受けるために薬を自己判断で中止・変更しないでください。

まとめ|めまい・息苦しさを何でも「自律神経」で説明しない

めまいや息苦しさは、
ストレスや疲労が強い時に
目立つことがあります。

そのため、
自律神経やストレスとの関係を考えること自体には意味があります。

しかし、
めまい・息苦しさ=自律神経の乱れ
→鍼で自律神経を整える
→症状が改善する

という単純な仕組みではありません。

特に息苦しさや強いめまいでは、
耳、
神経系、
心臓、
肺などの問題を確認することが重要です。

そして、
必要な医療機関での評価を受けても症状が続く場合に、
鍼灸やあん摩マッサージ指圧を
補助的な選択肢として検討することができます。

たかはし治療院では、
病名を「自律神経」と決めつけるのではなく、
めまいの種類、
息苦しさが起こる状況、
耳の症状、
頭痛、
首肩のつらさ、
睡眠や疲労、
医療機関での診断内容などを確認しながら、
状態に応じて施術を考えています。

めまい・息苦しさ・疲労感などでお悩みの方へ

まず必要な医療機関での確認を大切にしながら、
症状の経過や現在の身体の状態を確認し、
鍼灸・経絡治療・YNSA・あん摩マッサージ指圧などを
状態に応じて組み合わせます。


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たかはし治療院
院長 高橋道明