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コラム

YNSA頭皮鍼とは?首こり・肩こり・頭痛への使い方と自律神経との関係|大磯・平塚・小田原

YNSA頭皮鍼とは?首こり・肩こり・頭痛への使い方と自律神経との関係|大磯・平塚・小田原

「首や肩のこりが何年も続いている」
「肩がつらくなると頭痛まで出てくる」
「頭痛薬を飲む日が増えてきた」
「病院では大きな異常がないと言われたけれど、症状が残っている」

このようなお悩みから、
YNSA(山元式新頭鍼療法)について
調べている方もいらっしゃると思います。

YNSAは、
頭皮に設定された施術点へ鍼を行う
日本で考案された頭皮鍼の方法です。

首こり・肩こり・頭痛だけでなく、
腰痛や運動機能に関する症状などにも
臨床で応用されています。

ただし、
「頭に鍼をすれば自律神経が整う」
「頭皮に鍼をすることで全身の病気を治せる」
という単純な施術ではありません。

この記事では、
YNSAの基本的な考え方から、
首こり・肩こり・頭痛への使い方、
自律神経との関係、
たかはし治療院での施術方法、
施術を受ける際の注意点まで詳しくご紹介します。

この記事で分かること

YNSA(山元式新頭鍼療法)とは?

YNSAは
Yamamoto New Scalp Acupunctureの略で、
山元敏勝医師によって考案された頭皮への鍼療法です。

YNSAでは、
頭部に設定された施術点を使用します。

症状だけを聞いて
決まった場所へ鍼をするのではなく、
身体の状態や反応を確認しながら
施術点を選択していくことが特徴の一つです。

たかはし治療院では、
首肩の痛み、
頭痛、
腰痛、
手足の症状など、
身体の状態に応じてYNSAを施術の一つとして取り入れています。

YNSA山元式新頭鍼療法による頭皮への鍼施術

YNSAでは身体の状態や反応を確認しながら、頭皮の必要な施術点へ鍼を行います(施術イメージ)

なぜ頭皮へ鍼をするのでしょうか?

以前の記事では、
「頭部には経絡や神経が集中しているため、
頭皮へ鍼をすると全身のエネルギーの流れが良くなる」
と説明していました。

しかし、
YNSAは単純に
「頭には神経がたくさんあるから効く」
という理屈だけで説明できるものではありません。

また、
頭皮へ鍼をすることで
脳そのものへ鍼が届くわけでも、
脳を直接治療するわけでもありません。

YNSAでは独自に設定された施術点と身体の反応を利用し、
施術前後の変化を確認しながら進めます。

YNSAと一般的な鍼灸は何が違う?

一般的な鍼灸では、
首肩がつらい場合には首肩周囲、
腰痛であれば腰や臀部などへ
鍼を行うことがあります。

また、
東洋医学に基づく経絡治療では、
症状がある場所だけでなく
手足など離れた経穴を使用することもあります。

YNSAでは、
主に頭皮の施術点を使用します。

たかはし治療院では、
YNSAだけに限定するのではなく、
その日の状態に応じて身体への鍼灸・経絡治療・
あん摩マッサージ指圧などを組み合わせる

場合があります。

首こり・肩こりにYNSAはどう使う?

首こり・肩こりは、
非常に多くの方が経験する症状です。

長時間のデスクワーク、
身体を動かす機会の少なさ、
同じ姿勢が続くこと、
仕事や日常生活での身体的な負担など、
さまざまな要素が関係します。

精神的な緊張や睡眠不足などが重なって、
首肩のつらさを強く感じる方もいます。

ただし、
「ストレスで自律神経が乱れたから筋肉が硬くなった」
と原因を一つに決めることはできません。

首肩こりがある方の肩や上肢の動きを確認する様子

首肩のつらい場所だけでなく、肩や上肢の動きなども確認しながら施術を考えます(施術イメージ)

YNSAでは施術前後の動きを確認します

首や肩がつらい場合には、
施術前に首を動かした時の痛み、
肩や腕の動かしやすさなどを確認します。

YNSAを行った後にも
同じ動作を行い、
身体の感じ方や動きに変化があるか確認します。

施術直後に動きや痛みの感じ方が変化したとしても、
それだけで病気そのものが治ったと判断するものではありません。

頭痛にYNSAを使用する場合

頭痛にもいくつかの種類があります。

代表的な一次性頭痛として、
緊張型頭痛や片頭痛などがあります。

緊張型頭痛

頭全体を締めつけられるような痛みや、
圧迫されるような痛みとして感じることがあります。

首肩周囲の圧痛やこり感を
伴う方もいます。

片頭痛

片頭痛では、
ズキズキする痛み、
吐き気、
光や音への過敏などを伴うことがあります。

以前は
「頭の血管が拡張することで片頭痛が起きる」
という説明が一般的でしたが、
現在はそれだけでは説明できない
複雑な神経系の病態として考えられています。

「肩こりから頭痛が起きている」とは限りません

首肩こりと頭痛を同時に感じている方は多くいます。

しかし、
首肩の筋肉が硬いことが
すべての頭痛の原因というわけではありません。

頭痛の特徴を確認し、
必要な場合には医療機関で診断を受けることが重要です。

YNSAで頭痛は治りますか?

頭痛に対してYNSAを使用することはあります。

しかし、
「YNSAによって自律神経を整えれば頭痛が治る」
「頭の血流を改善すれば頭痛がなくなる」
という単純な仕組みではありません。

頭痛の種類、
発症頻度、
首肩症状の有無などを確認しながら
補完的な施術として使用します。


頭痛薬を頻繁に使用している方へ

頭痛薬は必要に応じて使用される大切な治療手段です。
ただし、頭痛のために鎮痛薬を頻繁に使用している場合には、
薬剤の使用状況も含めて医師へ相談することをおすすめします。
鍼灸を始めたからといって、処方薬を自己判断で中止・変更しないでください。

YNSAと自律神経にはどのような関係がある?

YNSAについて、
「自律神経を整える鍼」
「副交感神経を優位にする鍼」
と紹介されることがあります。

自律神経は、
心拍、血圧、発汗、消化管の働きなど
さまざまな身体機能の調節に関係しています。

鍼刺激と自律神経反応については
さまざまな研究があります。

しかし、
YNSAによって交感神経・副交感神経を
必ず正常な状態へ戻せると
断定することはできません。

交感神経と副交感神経は「良い・悪い」ではありません

交感神経は活動時や緊張時などに、
副交感神経は休息や消化などに
重要な役割を持っています。

「副交感神経をできるだけ優位にすれば健康になる」
というものではありません。

どちらも必要で、
身体は状況に応じて神経活動を変化させています。

首肩こり・頭痛・不眠がある=自律神経が乱れている?

これらの症状が複数あると
「自律神経が乱れているのでは」と考える方もいるでしょう。

しかし、
症状だけで自律神経の状態を診断することはできません。

当院では、
「自律神経」という言葉だけでまとめず、
今もっとも困っている症状を一つずつ確認します。

たかはし治療院でのYNSA

たかはし治療院では、
YNSAを行う前に
現在の症状について詳しく確認します。

施術前に確認する主な内容
  • いつから症状があるか
  • どこが痛い・こるのか
  • 痛みの強さや特徴
  • 首・肩・腕の動き
  • 頭痛の場所や頻度
  • 吐き気・めまいなどを伴うか
  • 手足のしびれや筋力低下がないか
  • 睡眠や疲労の状態
  • 医療機関での診断や検査結果
  • 現在服用している薬

こうした情報と身体の状態を確認したうえで、
YNSAを使用するかどうかを判断します。

身体の反応を確認して施術点を選びます

YNSAには、
身体の状態を確認するために用いられる
診断点という考え方があります。

たかはし治療院でも、
身体の反応を確認しながら
頭皮の施術点を選択します。

「頭痛だからこの一点」
「肩こりだから必ずこの場所」
という一律の施術ではありません。

YNSAだけでなく経絡治療を組み合わせる場合もあります

症状や身体の状態によっては、
YNSAだけでなく
東洋医学に基づく経絡治療を組み合わせます。

経絡治療では、
「経絡」「気」「血」などの
伝統的な東洋医学の概念を用い、
脈や腹部なども参考にしながら経穴を選択します。

ここでいう経絡や気血は、
現代医学の神経や血管そのものを意味するものではありません。

身体の状態に合わせて背部へ鍼を行う施術

YNSAだけでなく、症状や身体の状態に応じて身体への鍼灸を組み合わせる場合があります(施術イメージ)

YNSA施術の流れ

1.問診

現在の症状、
発症からの経過、
日常生活で困っていること、
病院での診断などを確認します。

2.身体の状態を確認

症状に応じて、
首・肩・腕・腰・脚などの動きや
圧痛などを確認します。

3.YNSAの施術点を選択

身体の反応を確認し、
必要と考えられる頭皮の施術点へ鍼を行います。

4.施術途中で変化を確認

必要に応じて、
首を動かす、
肩を上げる、
歩くなど
症状に関連する動作を再確認します。

5.必要に応じて身体への鍼灸を追加

身体の状態に合わせて、
経絡治療、
局所への鍼灸、
あん摩マッサージ指圧などを
組み合わせる場合があります。

YNSAの効果は「その場で変わったか」だけでは判断しません

YNSAでは、
施術途中に身体の動きや症状を確認するため、
その場で変化を感じる方もいます。

しかし、
即時的な変化と、
病気そのものが改善したことは別です。

実際の日常生活の中で、
症状がどのように変化しているのかを確認します。

  • 首肩の痛み・こりの程度
  • 首や肩の動かしやすさ
  • 頭痛が起きる日数
  • 頭痛薬を使用する日数
  • 仕事・家事への影響
  • 睡眠への影響
  • めまいなど他の症状

首こり・肩こり・頭痛でも医療機関を優先したい場合

首肩こりや頭痛はよくある症状ですが、
中には鍼灸より先に
医療機関での評価が必要な場合があります。

早めに医療機関へ相談したい症状
  • 突然これまで経験したことのない激しい頭痛が起きた
  • 頭痛とともに手足の麻痺・しびれが急に出た
  • ろれつが回らない
  • 意識がおかしい、失神した
  • 強いめまいで立てない・歩けない
  • 発熱を伴う強い頭痛がある
  • 首の痛みとともに手の筋力低下が進んでいる
  • 歩行がおかしくなってきた
  • 事故・転倒後から強い首痛や頭痛がある
  • 症状が急速に悪化している

このような場合には、
YNSAや鍼灸で様子をみず、
医療機関での評価を優先してください。

YNSA・鍼灸についてさらに詳しく知りたい方へ


YNSA専門ページを見る →


鍼灸・経絡治療について詳しく見る →


自律神経・不眠・めまいについて詳しく見る →

YNSAを受ける前に伝えていただきたいこと

安全に施術を行うため、
次のようなことがある場合には
事前にお知らせください。

  • 現在治療中の病気
  • 服用している薬
  • 血液を固まりにくくする薬の使用
  • 出血しやすい体質・病気
  • 妊娠中または妊娠の可能性
  • 鍼で気分が悪くなった経験
  • 強い空腹や体調不良

特別な理由がなければ
「施術2時間前は絶対に食事禁止」といった決まりはありません。
極端な空腹や食べ過ぎを避け、
普段に近い状態でお越しください。

YNSA施術後の注意点

施術後は、
特別なデトックスを行ったり、
大量の水を飲んで「老廃物を流す」必要はありません。

普段どおりの水分補給を行い、
体調をみながらお過ごしください。

施術後に一時的な疲労感を感じる方もいます。

これを「好転反応だから効いている証拠」と判断するのではなく、
強い症状や長く続く症状がある場合には
施術者へご相談ください。

YNSAは痛い?副作用は?

YNSAでは細い鍼を使用しますが、
「ほとんど痛みがない」
「副作用がない」と一律には言えません。

刺入時にチクッとした感覚や、
鍼独特の重さ・響きを感じる場合があります。

また、
小さな出血、
内出血、
一時的な疲労感などが起こることがあります。

刺激に不安がある方は、
施術前に遠慮なくお知らせください。

妊娠中でもYNSAを受けられますか?

妊娠中だから一律に鍼灸ができないわけではありませんが、
妊娠週数、
妊娠経過、
現在の症状などを確認する必要があります。

妊娠中に新しい症状が出ている場合や、
産科で管理中の問題がある場合には、
まず担当医へ相談してください。

YNSA頭皮鍼についてよくあるご質問

Q. YNSAは普通の鍼灸と何が違いますか?

YNSAは山元敏勝医師によって考案された
頭皮への鍼療法で、
頭部に設定された施術点を使用することが特徴です。
当院では身体の反応も確認しながら施術点を選びます。

Q. YNSAで首こり・肩こりは治りますか?

YNSAを首肩症状に使用することはありますが、
すべての首こり・肩こりが治るとはお伝えできません。
症状の原因や身体の状態を確認しながら施術します。

Q. 頭痛にもYNSAを行いますか?

頭痛の状態によって使用することがあります。
ただし、突然の激しい頭痛など
医療機関での評価を優先すべき症状では、
鍼灸を先に行いません。

Q. YNSAで自律神経を整えられますか?

鍼刺激と自律神経反応については研究されていますが、
YNSAによって交感神経・副交感神経を
必ず正常化できるとは言えません。
当院では現在困っている症状の変化を中心に確認します。

Q. 1回で効果が分かりますか?

施術直後に
動きや痛みの感じ方に変化を感じる方もいますが、
全員が同じように変化するわけではありません。
また、その場の変化だけで病気が改善したとは判断できません。

Q. 何回くらい受ければいいですか?

症状、
発症からの期間、
医療機関での診断、
日常生活への影響などによって異なります。
「○回受ければ改善する」という固定した回数は設けていません。

Q. 頭に鍼をするのは危なくありませんか?

YNSAは頭皮へ鍼を行う施術であり、
脳へ鍼を刺すものではありません。
ただし鍼施術ですので、
小さな出血や内出血などが起こる場合があります。

Q. 病院の治療と併用できますか?

医療機関で治療中の方もご相談いただけます。
診断内容や服用薬を施術前にお知らせください。
鍼灸を始めたことを理由に、
処方薬を自己判断で中止・変更しないでください。

平塚・小田原からも相談できる大磯のYNSA・鍼灸院

たかはし治療院は
神奈川県大磯町にあります。

大磯町だけでなく、
平塚・小田原・二宮・茅ヶ崎方面からも
首肩こり、頭痛、めまい、
耳鳴り、腰痛、手足の症状などについて
ご相談いただいています。

YNSAだけで施術を完結させるのではなく、
現在の症状や身体の状態に合わせて、
YNSA・経絡治療・鍼灸・
あん摩マッサージ指圧を使い分けること

大切にしています。

まとめ|YNSAは「頭に鍼をすれば何でも治る」施術ではありません

YNSAは、
山元敏勝医師によって考案された
頭皮への鍼療法です。

首こり・肩こり・頭痛など
さまざまな症状に臨床で使用されています。

しかし、
頭皮に鍼をすることで
脳を直接治療したり、
自律神経を必ず正常化したり、
身体のすべての不調を根本から治したりするものではありません。

また、
首肩こりや頭痛には
さまざまな原因があります。

症状によっては、
まず医療機関での診断を優先することも重要です。

たかはし治療院では、
症状・身体の動き・医療機関での診断などを確認しながら、
YNSAを施術方法の一つとして使用し、
必要に応じて経絡治療や身体への鍼灸、
あん摩マッサージ指圧を組み合わせています。

YNSA・首肩こり・頭痛についてご相談ください

現在の症状や医療機関での診断、
首肩の動き、頭痛の頻度などを確認しながら、
身体の状態に合わせた施術をご相談します。


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鍼灸・あん摩マッサージ指圧師
院長 高橋道明