コラム
痛みの治療の受診の仕方
鍼灸・施術
痛みの治療の受診の仕方
長い年月で慢性化している腰痛は生活習慣や歩行や立ち方なども合わせて改善していかなければなりません。
腰の骨がどうとか、筋肉がどうとかいうレベルを超えて、脳がその痛みを記憶してしまっている状態なんです。
「痛みの記憶」って、わかりづらいかと思います。
例えば、痛いという刺激をなんども繰り返し脳が感じることによって、そこが痛いと思ってしまうことなんです。その場所がなんともなくても、一旦脳が痛みを記憶してしまうと痛みが残ってしまう状態となります。その「痛い」という神経は、他の「暑い」「寒い」などという神経とも連動しているため「寒い」と痛い、とか痛みを誘発する原因によって引き起こされます。
なので、このような慢性的な腰痛は身体の状態と共に、脳の状態も改善していかなければなりません。脳の機能を正常にしていくのです。
脳が正常になると、痛みがなくなるだけでなく他の免疫機能や自律神経の調整もできていいことばかりです。
しかし、これは脳の回路、プログラムを書き換えていく作業なので時間もかかります。セルフメンテナンスも必要となってきます。
慢性的な腰痛がなかなか改善していかないのはここにあります。
・すぐに治ると思っていること
・数回治療して転院を繰り返すため、いつも同じ状態にある
・セルフメンテナンスをしていない
長い年月をかけて症状がでているので、すぐに改善するとは思わないことです。
例えば、腰痛で整形外科にいくとします。
- 初診でレントゲンをとって骨に異常があるかどうかを診ます。
- 痛み止めと湿布を処方されます。2週間後に再来を促されます
- 2週間後に痛みが変わらないとします。
- ブロック注射や他の治療をしたとします。また、2週間様子をみるようにいわれます。
- ここまで、約1ヶ月。痛みが変わらないといって、他の治療を受けにいったりします
ここが、問題なんですよね。1ヶ月過ぎて「痛みが変わらない」「薬が効かない」と、他に重大な疾患が隠れているかもしれないんです。もう一度いくと、その検査もするかもしれない。転院して次にいったところが、そういったアドバイスをしてくれる治療院ならいいですが、そうでない治療院もたくさんあるので注意が必要です。これで手遅れになってしまったような人を何人か知っています。
逆もそうなんですね。
治療院にきて1〜2回で転院されると、次に考えていたことが伝えられずに終わってしまいます。3回目に来院されたときに、痛みに変化がなかったらMRIなどの紹介を考えていたら来なくなってしまったりすることもあります。もちろん、その後に連絡して受診をすすめたりはしていますが、うまく伝わっているといいのですが。
治療家の先生は常に次のことも考えながら施術をしているので、一つの症状で数回はかかることをお勧めいたします。
当院では
- 問診により、鍼灸マッサージ整体治療の適応かどうかをきいていきます
- 急性腰痛には局所の痛み治療をします
- 慢性腰痛
・脊柱管狭窄症
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰痛症
には、脳の改善を考慮した治療もプラスしておこなっていきます。
YNSA頭皮鍼
経絡奇経治療
局所治療
から、状態にあった治療をしていきます
HariBous 湘南 たかはし治療院
院長 高橋道明
- 厚生労働大臣認定
鍼灸按摩マッサージ指圧師
- (一財)日本美容鍼灸マッサージ協会
認定美容鍼灸師
認定上級美容鍼灸師
認定治療院
- YNSA学会(山元式新頭鍼療法)
認定治療院
- 医薬品登録販売者
〒255-0005
神奈川県中郡大磯町西小磯757
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